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ファッション×アートが融合!『Gallery Shop Marco』9月の展示が開催中!

“人を育てる服とアート”をコンセプトに、アートと ファッションの世界が共存する『Gallery Shop Marco』。月毎に様々なテーマを設け、作風やアーティストの価値観などを踏まえて展示の世界観を考案している。

そんな『Gallery Shop Marco』で9月の展示”カレミズガタ-KAREMIZUGATAが9月1日(水)から28日(火)まで開催決定!

【Statement】

 今日に至るまでに様々な発明がされ街に灯りが灯り、イギリスの産業革命を経て大量生産も行われるようになった。そして時代は流れて、今やインターネット、バーチャルの世界の発展とともに情報という目には見えないモノが大量に世界を埋め尽くしている。

 

こんな時代に野々上聡人と西村卓による2人展を開催することで埋もれてしまったものに触れられるきっかけとなることを本展では意図しております。

 野々上聡人は、アニメーション、彫刻、絵画などを通じて表現をし、西村卓は、木を初めとして様々なものと重力の関係を探りながら表現を行う。この2人は、切って、塗って、貼って、垂らして、そして、動かして、まるで『自然の摂理』と戯れるように表現をする。

 野々上にとって創作とは、『食す糧であり』、生きるとは『創ること』である。何を選んでどうやって食べるのか、それは全て野々上の手にかかっている。誰がどう思おうと、時代が何を言おうと関係ない、その時の彼が食べたいものを食べたい方法で調理する。そんな野々上の作品群からは、現代に至るまでに沢山蓄積し、流れてきた文明や情報が作り上げた偏見や先入観を感じさせない、野々上以外にはできない、ピュアな表現を行う彼の姿を感じることができるのではないだろうか。

 文明的なものや情報といわれるものは、ある意味で自然とは対極に位置する。文明や情報には、多くの人たちの意図が入り込み、ものごとの”歪み”が生じることがある。彼は、そんな”歪み”を時間をかけて”ありのまま”の姿に引き戻していく。

 

 西村卓は、リンゴが落ちるという自然現象に代表される重力以外の、目には見えないけれども社会の中で作用する重力を感じ取る。その感覚は、何かが何かに働きかけることで起きる作用を感じ取ることでもある。

 どこかで力が働けばその力は別のどこかで作用しているのである。彼の作品群からは、そんな感覚を覚えさせられる。垂れるという現象から感じられる重力や、繋げられた木と木の間に生まれる緊張感ある重力や引力たちは、現代の空中を舞う情報に左右される人々に、人類が誕生する以前から当然に存在する本質的、摂理的情報を垣間見せてくれる。

 本展では、彼ら2人の作品群によって構成されており、彼らの作品に触れることで情報の溢れる現代社会という時代の中で、改めて”真理”とは何かを問うことができればと考えている。

 

Gallery Shop Marco

取扱ブランド
Vavadudu/Yoasobi/French ヴィンテージ/US ヴィンテージ


Tel
06-4708-7915


定休日
木曜定休


営業時間
12:00~19:00


住所
大阪市中央区南船場4-12-25 竹本ビル3F


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