詳細
独創的な世界観で音楽、小説、映像とマルチな活躍を見せるフランスのカリスマアーティスト、マチアス・マルジウとフランスで活躍する人気俳優ニコラ・デュヴォシェル、新進女優マリリン・リマ、さらにペドロ・アルモドバル監督作品の常連でもあるロッシ・デ・パルマ、ほかロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョらフランスの名優が脇を固めた作品。
【STORY】
記録的な雨による大増水で、浸水してしまったパリ。
セーヌ川に浮かぶ老舗のバー“フラワーバーガー”のオーナーの息子で、
ウクレレを持って歌うパフォーマー“サプライザー”として働くガスパールは、ある夜、傷を負い倒れていた人魚を見つける。
彼女の名前はルラ。ルラは、美しい歌声で出会う男性を例外なく虜にし、恋に落ちた男性の心臓を破裂させ命を奪っていた。
歌によって人間から身を守ってきたルラは、ガスパールの命も奪おうと歌をうたうが、
過去の失恋の経験から、恋する感情を一切捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった。
ルラを懸命に看病するガスパール。その彼の献身的な優しさに、
ルラは次第に心惹かれていくが、人魚であるルラは2日目の朝日が昇る前に海に帰らねば、
命を落としてしまうという。と同時に、ガスパールの体に異変が起こる。胸がギュッと締め付けられるように苦しいのだ。
そんな中、ルラに夫を殺された女医のミレナがルラを探しあて…。
パリで出会ったふたりは、無事に恋を成就させることが出来るのか-?